白洲次郎の流儀 (とんぼの本)
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商品カテゴリ: | 人生論,生き方,生きがい,生涯学習
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セールスランク: | 9737 位
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参考価格: | ¥ 1,470 (消費税込)
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カッコよさを学ぶなら!
あまり文章はないのですが、結構レアな写真もあり、白洲さんの辿ってきた道がわかります。
ただ、どの白洲本を読んでも思うのは、ある場所ある時の、日本人を誇りとしたキメ事。その辺がどの本を読んでも感じられるのが良いところです。生き様ですね。
この本では、写真が多めなので、言葉だけでなく写真を見たい方も是非!
本当に白洲氏のそばにいた人々による“白洲次郎像”の本
この本は、白洲氏に関する写真集のような趣の本である。大半がカラーページで、白洲氏のこだわりが感じられるような そんな写真が多数掲載されている。ロンドンで誂えたタキシードの写真もあれば、愛用の農具の写真もある。親友であった英国貴族の方のお屋敷の写真も、幼少の頃の写真もある。眺めているだけでも、たのしい。白洲氏の人となりが、写真の中から伝わってくる、読み取れるような感覚を覚えるからだ。白洲氏は、大工仕事がかなり好きだったようである。お手製のさまざまな家具・道具類の写真が多数あるが、あたたかみがあっていとおしい気持ちになる。私も、私の大好きな父も大工仕事が趣味なので、なんだか親近感がわく部分もある。
一番気に入った写真は、虎模様の裏がついた羽織である。白洲氏のイメージにぴったりだし、何よりその羽織の美しいこと! 渋い羽織に派手な裏。粋である。そんな素敵な写真と共に、奥様の白洲正子氏、娘さん、『風の男 白洲次郎』の著者・青柳恵介氏らが、文章を寄せている。ほんとうの、一個人としての白洲氏に出会えるようでなんともいい気分になれる。白洲氏に、特にプライベートの白洲氏に興味のある方に、是非とも手にとっていただきたい本である。
生涯学ぶこと
今や 時の人となった感のある 白州次郎を巡る写真集である。
これを見ていると 白州がエリートであったことはいやと言うほどわかる。エリートというと 響きが悪い向きもあるが ある意味で正真正銘のエリート教育を受けてきた白州の背景が良く分かり 大変参考になる。
白州という苗字には「白」とあるわけだが 中々ご本人は カラフルな方であったろう。そんな 色彩のきらめきが 本書の随所から読み取れる。「筋を通す」という一点に 全てを掛けて来たかのような 白州次郎は このような背景で生まれてきたのかと 改めて感銘を受けた。
それとともに 今更ながら 自分に対してエリート教育をどう施すべきかと考える。40歳を超えても、である。人間 学ぶことを続ければ 年を取ることは大して苦にならないとは 誰の言葉だったか。
美しい写真がいい!
白洲次郎氏の軌跡を追いながら、白洲氏や家族の肖像、友人との写真、または白洲氏が愛用した持ち物(衣服、時計、鞄など)の写真が、
美しく整理されて掲載されている。
まず良い高級品でも派手な奇抜なものはなく、地味だが洗練されているものが好みだったのだと、本書をみて納得できた。
(特に愛用のロレックス腕時計のオイスターやカルチェのアタッシュケース!)
あと白洲氏ゆかりの人物からの白洲評や思い出話しも、楽しく読めた。
特に娘さんのエッセイは身内ならではの至近距離での話が満載でよかったです。
非共同体関数としての
過去に出版された白洲次郎の本は多数ある。 恐らくこの本はそれらを意識して作られたものだ。 その意味で、最も良質であることに疑いをはさむことはできまい。 白洲次郎のことを知りたければ、まずこの本を手に取ること。 白洲次郎をさらに知りたければ、白洲次郎の本を買うのではなく、 白洲正子の本が新潮社には用意されている。 やがて、青山次郎、小林秀雄と展開していくだろう。 白洲次郎に感銘を受けたら、その背景を知ること、そしてそれは 日本の歴史をなしていることに気づくはずだ。 誰がこの男と無縁でいられるだろう。
新潮社
白洲次郎 (コロナ・ブックス) 白洲次郎―日本で一番カッコイイ男 (KAWADE夢ムック) 風の男 白洲次郎 (新潮文庫) プリンシプルのない日本 (新潮文庫) 白洲次郎の生き方 (講談社文庫)
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