『ザ・タイムズ』にみる幕末維新―「日本」はいかに議論されたか (中公新書)
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ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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薩摩中心
英国議会の論議を克明に追っている箇所
など、実に興味深い。
当時の英国事情や、大英帝国全体の動き
をあわせて考えると
もっと面白いかも。
なんだか薩摩中心だなあと思ったら、
「南日本新聞」連載だった由。
まあまあ
開国までの歴史、薩英戦争、日英通商条約、外国人が見た日本文化、幕末の討幕運動、著者による鹿児島論によって構成されている。 中でも薩英戦争を巡る英国議会の様子が克明に描かれていることが興味深い。市街地を焼失させた事は非人道的行為に当たるという議論が成されていたとは新鮮だった。また著者の出身地である鹿児島県が、維新から現在に至るまでになぜ衰退していったのかという事も丁寧な記述が施されている。 ただし減点対象もある。開国までの歴史、外国人が見た日本文化は、あえてこの本で説明するまでもない事実であると思う。また個人的には最も興味深かった、外国人の見た討幕運動についての記述が少なすぎる。 またタイトルにある「ザ・タイムズ」からの引用と、その他の資料からの引用とが混濁しているので少し混乱するが、それは特に減点にはならないだろう。
中央公論社
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